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GoProの最新モデル「GoPro HERO4 Session」を使ってみた

GoProの最新モデル「GoPro HERO4 Session」を使ってみた

GoProの最新モデル「GoPro HERO4 Session」が発表されました。従来までのデザインを一新、黒いキューブ状のモダンなデザインになりました。スペックには少し不満もありましたがとりあえずポチってみました。

GoPro HERO4 Sessionはこんな感じ

GoPro4 Session

質実剛健でちょっと垢抜けないデザインが特徴のGoProですが、突然のモデルチェンジ!キューブ状のモダンなデザインに生まれ変わりました。スタイリッシュでイケてます!

GoPro4 Session

あいかわらず付属品がいっぱいです。本体の小型化にあわせてフレームやマウントも小型化されました。マウント方法は変わっていないので従来のマウント全てに対応します。

GoPro HERO4 Sessionはここがすごい!

変わったのはデザインだけじゃありません。

1. シリーズ最小!最軽量!

キューブ状になると同時に大幅な小型・軽量化を実現!「従来モデルと比べて50%小型化、40%軽量化」と公式で謳われています(ハウジング込みの比較)。キューブ状のデザインとブラックカラーのおかげで数値よりもずっとコンパクトに感じられます。

2. 本体のみで10mまでの防水性能

今度のGoProは防水です。ハウジングなしの本体のみで10mまでの耐久・耐水性を備えています。10m以上潜ることはめったにないので十分な性能です。水場の近くや雨天に備えてハウジングをつけなくてすむのは便利です。

3. ワンタッチで簡単操作

本体にはボタンは2つだけ。そして、電源ボタンを1回押せば動画撮影、3秒以上の長押しでタイムラプスが開始され、再度押すと撮影終了(電源もオフに)という簡単な操作方法になりました。設定変更などの複雑な操作は全てスマホから行います。撮りたいときにワンタッチですぐ撮影が開始でき、撮影終了もワンタッチ、シンプルだから操作ミスもありません。地味な仕様変更ですがものすごくいい感じです。

4. マウント方法の自由度アップ

キューブ状のためフレーム内で縦横自由に設置できます。さらに逆さまに設置した場合は自動で映像が180度回転して正位置に調整されます。これも地味な機能ですがマウントが楽でいい感じです。

5. デュアルマイクでノイズ低減

自転車などにマウントしたときに気になるのが風切り音ですが、今度のGoProはマイクが2つ搭載されていて、状況に応じてマイクが自動的に切り替わりノイズを抑えます。これも地味ですが(略

GoPro HERO4 Sessionのここが微妙

基本的にかなりいい感じですが、一方で、イケてないところもあります。しかも結構深刻な問題だったりします…。

1. バッテリーが交換できない

一番致命的なのマイナスポイントがこれ。小型化される一方でバッテリーが本体内蔵になりました。バッテリー交換ができません。バッテリー交換しながらの長時間撮影のようなことはできません。それよりも「バッテリーの寿命」=「本体の寿命」になってしまうことが残念過ぎます。数年後にはまた新型に買い替えろってことですかね。

2. 修理も不可能

Sessionを分解してしらべたサイトの情報によると、バッテリー以外のパーツも修理不可能だそうです。外装が分解できない構造になっているらしく、一度外装を外す(切削するしかないそうな)と元に戻せないようです。GoProもサードパーティーも修理サービスはしてくれないかもしれません。結構いいお値段ですが使い捨てってことですね(涙)

3. 従来モデルよりスペックが低い

最新モデルですが従来モデルよりスペックは低いです。私は2世代前(GoPro HERO3+ Black Edition)からの買い替えですが、それと比べても、4K撮影が未対応だったり、一部の解像度のフレームレートが少なかったり、静止画の解像度が低かったりします。自分の場合はあまりハイスペックな動画は不要なのでいいんだけども。

GoPro HERO4 Session試し撮り

動画(1080p)

GoPro HERO4 Sessionをロードバイクにつけて試し撮りしてきました。

GoPro HERO4 Sessionをロードバイクにマウント

ハンドルバーマウントでハンドルの中央にGoProを設置しました。撮影は1080pの60fps、未編集です。

静止画(800万画素)

GoPro HERO4 Session

これだけ写ればスナップなら十分ですかね。

まとめ

新しいGoProは、小さく軽いイケてるキューブデザインにリニューアル、さらに使い勝手もアップしてアクションカメラとしてますます完成度が高まりました。一方、小型・軽量の代償で部品交換は不可、スペックも抑え気味です。一長一短があるので、自分の使い方にあうのかよく検討する必要があります。

旧GoProを下取りしてくれたAtsuronさんに感謝をこめて。

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