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自力で行く川崎工場夜景ツアー(千鳥町エリア)

自力で行く川崎工場夜景ツアー(千鳥町エリア)

最近話題の工場夜景、なかでも都内からアクセス可能な川崎の工場地帯は大人気で、工場夜景ツアーは何週間も前から予約しないとチケットがとれない状態です。でも行きたい!どうしても行きたい!ツアーが無理なら自力で行けばいいじゃない!ってことで自力で夜景撮影ツアーに行ってきました。

自分たちで行く川崎工場夜景ツアー(企画編)

自力で行くと決めたけど、川崎工場エリアはおろか、川崎自体ほとんど行ったことがありません。土地勘がなさすぎるので車で行くのはやめて、今回は電車とバスで行くことにしました。

どこに行けばいいのか?

川崎観光協会のサイトによると、川崎工場エリアは6つのエリアに分類されるそうですが、それでも各エリアはどれも広大で、1度に複数のエリアをまわるのは初心者には厳しそうです。

そこで参考にしたのが、夜景Naviの「工場夜景」ページです。エリア別にアクセス方法、主な工場施設、撮影例など、詳細な解説があります。このサイトと川崎市交通局(市バス)のサイトを交互に眺めながら、自力ツアーのコースを考えました。川崎市交通局サイトの「エリアで検索」ページにある路線図(PDF)は要ダウンロードです。

自力ツアーの目的地として選んだのは

今回の目的地に選んだのは千鳥町エリアです。なんといってもこのエリアこそが川崎工場夜景を代表する人気エリアだからです。撮影例にあるような写真がまさに憧れのショットです。加えて、市バスを使えばアクセスが容易なのもポイントでした。

自分たちで行く川崎工場夜景ツアー(実践編)

プランが決まったら即実践!さっそく行ってきました。

自力ツアーの様子は、なんとも言葉だけでは説明が難しいので簡単な地図を書いてみました。撮影スポットとか参考になると幸いです。

川崎工場夜景マップ(千鳥町エリア)

青丸はバス停です。

現地(千鳥町エリア)までの移動

地元(東武東上線志木駅)から川崎まではJRと地下鉄を乗り継いで約1時間、そこから目的地(千鳥町バス停)までは市バス(川04、川05、川07のいずれか)で約20分ほど。当日は日没が17:30だったので余裕をみて2時間前に家を出たんだけど、小腹がすいて川崎駅のドトールでパン食べてたらバスに乗る頃にはもう真っ暗に (;´Д`)

千鳥町エリア手前で下車

千鳥町エリアにもバス停はいくつかあるのですが、千鳥町まで行っちゃうと本当に工場以外なにもないので、少し手前の「JX日鉱日石エネルギー前」ってところでバスを降りました。おりてすぐのところにファミマがあるのでそこで補給とかトイレとかしとくと良いです。

(1)日本触媒前

千鳥運河を越えて、大通り沿いにしばらく行くと早速すごい光景が目に飛び込んできました。

工場夜景

工場夜景

暗闇なか白く輝く幻想的な建屋!近くには貨物の線路がひきこまれていて、線路越しに撮影したり、大通りを挟んで車のランプの軌跡も一緒に撮ると良さそうです。

(2)燃え盛る炎

大通りの最初の信号で右折してしばらくいくと、巨大な炎を吹き上げる煙突が目に飛び込んできます。

工場夜景

なんかでっかい炎ってだけで興奮します。

(3)配管ウネウネ!

でっかい炎を吹き上げる煙突を過ぎたくらいで右手側に見てくるのがこちら。

工場夜景

この配管だらけのセクシーさ!FFシリーズに出てきそうな幻想的な眺めは、ずっと撮りたかった1枚です。

(4)市営埠頭付近

その先にも、配管だらけの巨大な建物がそびえ立っています。

工場夜景

工場夜景

工場夜景

いずれも被写体は同じ工場です。

(5)日本合成樹脂プラント

バス停「市営埠頭」を超えて歩いていくと見えてくるのが日本合成樹脂プラントです。

工場夜景

オレンジ色の輝く建屋は独特の雰囲気があります。

工場夜景

かなり手前まで接近できます。複雑に絡み合う配管がセクシーです。

ちどり公園

「公園」って言葉に惹かれてちどり公園を目指して歩いてみましたが意外と遠いです。そして、夜は公園までの道も公園も真っ暗。公園にある高台からは運河越しの夜景も見れますが、これまで見てきた景色に比べるとちょっと地味です。公園なのでトイレがあります。

その後は「東電前」バス停まで戻って帰宅しました。大通り沿いのバス停は10分おきくらいにバスが来ます。終バスも結構遅い時間まであるようです。

まとめ

ツアーじゃなくても工場夜景写真は撮りに行ける

場所を選べば、ツアーじゃなくても自力で工場写真は撮りに行けます。むしろ、時間も気にせずゆっくり自分のペースで見て回れるのでオススメです。専門ツアーだと、ふだんは入れないエリアに行けたりするようなのでそっちもぜひ体験してみたいです。

真っ暗なところも多いので懐中電灯必要

日が沈むと急に真っ暗になります。交換レンズやフィルターなどいろいろ用意していきましたが、暗すぎて細かい作業が難しく、結局ずっと同じレンズで撮ってました。どうしても複数の設定を使い分けたいならサブカメラとか持っていくと便利かもしれません。あと、夜景なので三脚は必須です。バルブ撮影用のリモートコードもあるといいです。

びっくりするほど人がいない

休日で天気もよく、もっと同じような目的の人がいるかと思いましたが、びっくりするほど人がいませんでした。あまりにも人気がなくてちょっと男でも不安になるくらいです。治安が悪そうな雰囲気はありませんでしたが、それも1人や女性だけで行くのは避けた方がよさそうです。

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