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『楽しいみんなの写真』を読んだ感想

楽しいみんなの写真 -とにかく撮る、flickrで見る。ソーシャルメディア時代の写真の撮り方・楽しみ方

著者/訳者:いしたにまさき 大山 顕

出版社:ビー・エヌ・エヌ新社( 2011-10-25 )

定価:¥ 1,680

Amazon価格:¥ 1,680

単行本(ソフトカバー) ( 160 ページ )

ISBN-10 : 4861007542

ISBN-13 : 9784861007545


カメラやレンズなどにそれなりにお金をかけた気もするし、出かけるときにはなるべくカメラを持ち歩くようにもしているのですが、なぜかあまり写真を撮っていません。いや、シャッターは押しているので撮ってはいるのですが、なんだか気に入らなくてすぐ消去しちゃうんですよね。メモリーカードの容量が足りないけじゃないですよw それなりに道具は良いものを揃えたんだからそれなりにうまい写真を撮らなくちゃって気負いがあって、撮っても撮っても気に入らなくて削除してしまうのです。なんかこんなの楽しくない…。

そんなときにtwitterでこの本のことを知りました。楽しみ方なんて人に教えられるもんだっけ?とか思いつつも最近プロアカウントを契約したFlickrの活用方法が気になったので購入。以前参加したセミナーで著者のいしたにまさきさんがずっとカメラを愛おしそうにいじいじしてたのでカメラについてどんな接し方をしている人なのかもちょっと気になってました。

最初はノウハウ本に1,600円はちょっと高いかなとも思いましたが、それ以上の価値がある1冊だと思います。本書にはいわゆるうまい写真を撮るためのテクニック的なことはいっさい書いてありません。それでもいますぐカメラを構えたくなるような、ワクワクするような写真の撮り方・管理方法が紹介されています。写真とはこうあるべきという先入観・思い込みを見事に粉砕してくれ、新しい見方ができるようになった気がします。

個人的にツボったところ

写真が生み出すコミュニケーション

1枚の写真から感じることは人それぞれ、自分にとって無価値でも、ある人にとっては価値があることもある。そのためには撮った写真は公開してたくさんの人に見てもらおう。

早速Flickrにアップしている写真のうちプライバシーの許す限りで公開に変更しました。ろくな写真がありませんがw

「撮るに足るもの」というもの

「写真とはこういうものだ」という既知の結果から逆算して、それに見合う場面を生活の中に探している(中略)「良い写真」を目指して「撮りたいもの」を探すと、それはどうしても「誰かが撮ったもの」と同じにならざるを得ない。おそらく撮りたいものを僕らは知りようがない。運が良ければ、撮れてしまった後に気がつくものであるはずだ。

ああ、まさにそう。どこかで見ただれかの写真をマネしようとして、そしてマネできなくて不満に感じる。そんなことの繰り返し。マネをして技術を学ぶことはありだけど、そればっかりじゃダメなんですね。「撮りたいもの」なんて決めずに、ただ目の前を撮ってるだけなのにおもしろいものだってあるだなんて。毎日決まった時間に目の前の風景を撮影するだけの「瞬間写真」ってプロジェクトがおもしろいです。

Flickrのプロアカウントで写真データ管理

Flickrのプロアカウントで写真データ管理

新しいデジカメを手に入れて写真を撮る機会が増えたのはいいのですが、それにともなって増えていく写真データをどうやって管理するか?新しい悩みが…

  • ローカルにデータを保存したくない
  • いつでもどこからでも写真データにアクセスしたい
  • 家族(嫁)と写真を共有したい(見るだけ)

MacBook Airはストレージの容量が少ないので大量の写真データをローカルに保存するのは避けたいところです。かといって、外付けハードディスクなどに保存すると接続してないと使えないので不便です。自分だけでなく嫁もいつでも見たいときに簡単に写真を見れるのが望ましい。NASとかファイルサーバーを導入するのが良いのかな?

いろいろ悩んだ結果、Flickrで管理することにしました。ただし、無料アカウントではいろいろ制限があるのでプロアカウントを契約することに。円高の今なら料金もちょっとお得ってことで2年コースを申し込みました。

Flickr(プロアカウント)を使うメリット

  • 写真をオリジナル解像度で無制限に保存しておける
  • タイトルや説明文など追加情報を付与できる
  • キーワードで写真を検索できる
  • TagやSets、Collectionsなど写真を細かく分類できる
  • 位置情報付きの写真データなら地図上に表示できる
  • 写真の公開範囲を細かく指定できる

Flickrについての詳しい解説は下記サイトがオススメです。

Flickr ノーマルアカウントとプロアカウントの違い

ノーマルアカウント プロアカウント
アップ可能な写真数 300MB/月 無制限
アップ可能なビデオ数 2本/月 無制限(HD画質対応)
Photostream表示数 200枚 無制限
投稿できるグループ数 10 60
表示サイズ 制限あり 制限なし(オリジナルサイズ)
広告表示 あり なし
統計情報分析 なし あり
料金 無料 24.95$/年

Flickrの写真を共有する

写真単位、セット単位で細かく公開範囲が指定できます。Flickrユーザー同士であればアカウント単位で公開範囲を指定できます。Flickrアカウントを持っていない人に一部公開する場合はGuest Pass機能も便利です。

Guest Passの使い方については下記ブログ記事が詳しいです。

おまけ:iPhone/iPadからFlickrするなら

Mobile Potosは写真の投稿も閲覧も、Flickrの一連の機能が利用できるアプリです(250円)。写真編集とExif表示ができない点を除けば気に入っています。

iPhone最強の画像アップローダー「PictShare」

iPhone最強の画像アップローダー「PictShare」

Webサービスに画像をアップロードするiPhoneアプリはいろいろありますが、PictShareは連携サービス数・機能などぶっちぎりの数と完成度で、最強のアップローダー認定です。(170円)

「最強アプリ」なんて言葉を安易に使いたくないのですが、これだけすばらしいとそう呼ぶしかないと思います。

これ1本でほとんどのWebサービスに対応

Flickr、Picasaといったオンラインアルバム系から、DropBox、SugarSyncといったストレージ系、Twitter、facebook、mixiといったソーシャルメディア系まで、とにかく連携できるサービスが豊富です。今まではジャンル別にアップローダーを用意していましたが、PictShareだけでその全てをカバーできてしまいます。連携できるWebサービスはバージョンアップで随時追加されるそうです。

きめ細かなオプション設定でPCいらず

また、PictShareはただ画像をアップロードするだけでなく、アップロード時にDropBoxであればアップ先のフォルダを指定できたり、Evernoteであればタグやコメントを指定できたり、と連携サービスごとに細かくオプション設定ができます。画像のリサイズや回転、フォーマット変換(JPG、PNG)、位置情報の削除など簡単な修正も同時に行えます。iPhoneからアップロードしてあとで改めてPCからフォルダを整理したり、タグ付けしたりする必要がなくなります。

PictShare 参考画像

連携サービス

  • DropBox
  • Evernote
  • Facebook
  • Flickr
  • mixi
  • Picasa
  • Posterous
  • SugarSync
  • Tumblr
  • Twitter(Twitpic、yfrog、plixi)
  • はてなフォトライフ
  • フォト蔵
  • メール(直接メール送信)

画像編集機能

  • リサイズ
  • 画像ファーマット変換
  • 画像回転
  • EXIF情報閲覧
  • コメント、タグの入力(Webサービスによる)

本アプリで画像の削除ができないはiOSの仕様だそうです。

とはいえ、これは間違いなくこれはiPhone最強アップローダーです。
iPadにも対応してくれることを願います。