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ダイ・アントワードってだれ?『チャッピー』を観てきた感想

『第9地区』『エリジウム』のニール・ブロムカンプ監督のSF最新作『チャッピー』が公開されたのでさっそく観に行ってきました。宣伝が悪いのか、チャッピーがかわいくないせいか、公開初週というのにガラガラでしたが、本作も間違いなく傑作なので観ないと損ですよ。

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あらすじ

近未来のヨハネスブルグ、急増する犯罪に対処するためロボット警官が採用され劇的な成果をあげていた。開発者ディオンは、研究を重ね、ついに世界ではじめて、自分で感じ、考え、成長する完璧な人工知能(AI)の開発に成功する。しかし、その成功もつかの間、人工知能を搭載した機体はギャングに奪われてしまう。チャッピーと名付けられた機体はギャングのもとで生き方を学び、成長していく。やがて、自分のバッテリーがあと数日でなくなることを知ったチャッピーは生きるためにある行動にでる。

みどころ

ニンジャ?

チャッピーを誘拐するギャングのリーダーの名前が「ニンジャ」。なんでニンジャ?そしてド派手でポップなファッション(テンション!)。シガニー・ウィーバー(女社長)やヒュー・ジャックマン(同僚)などの大物俳優に勝ると劣らないただならぬオーラを放ってますが何者?

ググってみたら、このお二人、ダイ・アントワードっていう南アフリカの人気HIPHOPグループなんだそうです(無知でごめんなさい)。役名のニンジャとヨーランディって本名なんですね。YouTubeでいくらつかのPVが観れますが、これまた独特の世界観で妙な中毒性があります。マリリン・マンソンと仲が良いそうであっち系です。

ダイ・アントワードを知ってから本作を観ると映画がもっと楽しめると思います!

ド派手なアクション

「僕、チャッピー(うるおぼえ)」的なCMからは『WALL-E』やちょっと前にヒットした『ベイマックス』的なほのぼの路線かと思わせといて、ド派手なアクションシーンの連続でいい意味で期待外れです。

同僚が開発した機体(ムース)がまんま『ロボコップ』のアレでしびれます。しかも火力は格段に上。電ノコにハサミにガトリングガン、クラスターミサイルまで装備して犯罪者相手に無双状態。PG12指定にするために勝手な編集が行われたのもこのアクションシーンのヒトコマなんでしょう(あきらかに途切れた個所があって萎えた)。

ムース発進のとき、扉から出て行くのかと思ったらいきなりジェット噴射で上昇していったのはちょっと笑っちゃったw

格差社会(教育格差)

『第9地区』では難民問題や人種差別、『エリジウム』では格差社会や人口問題など、 ニール・ブロムカンプ監督の作品といえば、裏に込められたテーマも見どころのひとつです。

本作では無垢なAIがまわりからいろいろなことを吸収し、何をすればよいか、何をしてはいけないかを学んでいきますが、それは周囲の環境に強い影響を受けます。本来は警官ロボットとして人々を守る目的で開発されたものであっても、周囲にギャングしかいない環境ではギャングとして成長していく。例え、絵を描く能力があってそれを禁止され、狙撃の能力を学ぶことを強制される。ある意味洗脳です。そしてときとして環境は選択できない。人格形成における周囲の環境の影響は絶大です。

個人的な感想

『ロボコップ』と『アイロボット』、そして最後に『トランセンデンス』を足したような展開で、大げさじゃなく、本作のラストは誰も予想できないでしょう。それっぽい展開はあるけど、まさか!そうきますか的な。いろいろ吹っきてすぎて逆に気持ちいいです。

人格(こころ)は可視化(データ化)できるのか、高度に発達したAIと人間の差は何か、みたいな話は大好物なので、本作もおいしくいただけたわけですが、一説によると2045年には人工知能が人間の能力を超えるんだそうです。SF映画の世界がもうすぐそこにやってきているんですね。

それにしてもダイ・アントワードですよ。下手すると映画よりも刺さったかも。ヨーランディ様の虜ですw

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