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『詩羽のいる街』を読んだ

  • 2011.04.08

詩羽のいる街

著者/訳者:山本 弘

出版社:角川グループパブリッシング( 2008-09-25 )

定価:¥ 1,890

Amazon価格:¥ 1,890

単行本 ( 357 ページ )

ISBN-10 : 4048738844

ISBN-13 : 9784048738842


先日ぶらっとジュンク堂に立ち寄ったら山本弘の『詩羽のいる街』が置いてあったので速攻で購入、一気に読破しました。山本弘は『シュレデンガーのチョコパフェ』で知り、『アイの物語』でファンになり、以降『アリスへの決別』などを読みました。

本作は、本来ならば交流のなかったでろう他人同士をひきあわせ、出会った人たちにやりがいや幸福をもたらす、まるで触媒のような役割を演じる1人の女性の日常を、4人の視点から描くオムニバスドラマです。宇宙人・タイムトラベル・パラレルワールド・超能力・ロボット…そういった非現実的な要素を一切排除して、なおかつSFは成立するのか?という命題に挑戦し生まれたのが、この「現代日本を舞台にして、普通な人間には不可能な生き方をしている女の子の話」なのだそうです。

本人は意識していないけど、人間はみんな頭の中にBGMが流れてる。その場にふさわしいと、その人が勝手に思っているBGM。沈みこんでいる人は悲しい曲、浮かれている人は明るい曲。だから、同じ時、同じ場所で、同じものを見ていても、そこから受ける印象は人によって違う

「他人に親切を届けるのが仕事」と語るヒロインですが、他人を幸福にすることが目的でありながら、それらの行為を愛や正義に基づいたものではなく、固定観念や感情に流されない論理的な判断によるものとしているところがおもしろいです。論理的に奇跡を描いた物語っていう評価もうなづけます。『アイの物語』同様、読後はあったかい気持ちになります。

本作を読んで、やっぱり山本弘の作品にハズレはないって結論になったので『神は沈黙せず<上><下>』と『去年はいい年になるだろう』の3冊をAmazonでポチりました。届くのが楽しみです。

『ネットで成功しているのは<やめない人たち>である』を読んだ感想

  • 2011.02.23

ネットで成功しているのは〈やめない人たち〉である

著者/訳者:いしたに まさき

出版社:技術評論社( 2010-11-27 )

定価:¥ 1,554

Amazon価格:¥ 1,554

単行本(ソフトカバー) ( 264 ページ )

ISBN-10 : 4774144681

ISBN-13 : 9784774144689


アルファブロガーをはじめ、ネットでよくみかける人たち、彼らは何であんなことをしているのだろう?どうやって食べているんだろう?…そして、どうしたらあの人たちみたいになれるんだろう?本書は新旧の著名ブロガー総勢110名へのアンケート取材を行い、なにが今の彼らをつくったのか、その成功の秘密に迫ります。

本書の前半はアンケートの回答文がそのまま掲載されているのですが、ただ見栄えよくグラフにしたりとか都合の良い部分だけを抜粋して終わりにせず、全文掲載してくれたのはナイスです。いろいろな答えがあってアンケート結果を眺めているだけでも楽しめます。

そして、本書のタイトルそのまんまですが、アンケート結果から見えてきた1つの答え(共通点)は「やめないこと」でした。とりあえず3年間は継続することで変化が出てくるってところです。1年目は種まき、2年目は熟成、3年目からが刈り取りなんだそうです。刈り取りといっても金銭的な話だけでなく、ブログ上での自分らしさとかスタンス的なものなどが得られるのだそうです。

やめないで続けていくための秘訣(マイペース、アマチュア精神、スルー力など)にも言及されていて参考になります。なによりブログ継続のモチベーションが上がります。

アンケートの項目

  1. お名前(ハンドルでも結構です)
  2. twitter ID
  3. ご自分のWebサイト、ブログなど
  4. いちばん好きなWebサイト(Webサービスも含む)はどこですか?
  5. 初めて見た時にいちばん衝撃を受けたWebサイト(Webサービスも含む)とその理由
  6. ネットで情報発信する歳にいちばん必要な個人のスキルはなんでしょう?
  7. あなたがネットで情報発信する際に心がけていることは?
  8. あなたがネットでの活動を続けてきた理由はなんでしょう?なぜ続いてきたのでしょう?
  9. あなたがネットで活動を続けてきたことで、収入に変化はありましたか?
  10. 収入に変化があった場合、それは活動始めてからどれくらい経ってからですか?(半年・1年・3年・5年・その他)
  11. ブログなどのアクセス数を増やす工夫をしていますか?
  12. ツィッターのフォロワーを増やす工夫をしていますか?

おまけ

このブログもなんとか今年で3年目です。更新頻度は週1件程度と低いですが、それでも3年目となると記事数は160件ほどなっています。これはウケると思った記事が全然ウケなかったり、いろいろ調べて時間をかけて書いた記事より特に時間をかけてない記事が方が反響があったりして驚かされることがあります。たかが3年とはいえ過去記事を読み返すと趣味嗜好の変化、技術的進歩(あまりない)、価値観の変化など自分なりに気付くところがあっておもしろいです。なんとなく自分の得意な分野、書きたいこと、やりがいみたいなものが見えてきた気がします。

「”Dreamweaver使い”なら使わないとソン Dreamweaverテンプレートの基本と使いどころ」セミナーに参加してきた

効率的なサイト制作のためのDreamweaverの教科書

著者/訳者:鷹野雅弘

出版社:毎日コミュニケーションズ( 2010-08-10 )

定価:¥ 2,604

単行本(ソフトカバー) ( 304 ページ )

ISBN-10 : 4839935394

ISBN-13 : 9784839935399


エクイエント×CSS Nite×KDDIコミュニケーションズによる『効率的なサイト制作のためのDreamweaverの教科書』出版記念セミナーの第2弾として開催された「”Dreamweaver使い”なら使わないとソン Dreamweaverテンプレートの基本と使いどころ」に参加してきました。参加料金はエクイエントの会員は500円、一般参加は1,500円と格安です(セミナー終了後に缶ビールと簡単なつまみでの懇親会付)。講師は株式会社スイッチの鷹野雅弘さんです。

Dreamweaverは多少いじったことはあるものの、簡単なHTML、CSSを各程度で、テンプレート機能などの独自機能は興味はあるものの、勉強を怠っていて宝の持ち腐れ状態になっていました。決して安くはないWEB STANDARDを買ったんだからちゃんと使えるようにならなきゃ!って思ってたところなのでよいタイミングでした。

Dreamweaverの数ある機能のうち、今回はテンプレート機能についての解説でしたが、そのすごさの片鱗を見せつけられた気がします。これを使うと使わないとじゃ作業効率が全然違ってきそうです。いまの会社ではDreamweaverのような専用ソフトを使わずに作業しています。そのやり方が良いのか悪いのかはわかりませんが、他のやり方も知っておくと何か役に立つこともあるかなと思います。とりあえず自分はいろいろなやり方を知っておきたいタイプなのでいろいろいじって遊んでみようと思います。

参加するまでは話についていけるか心配でしたが、「基本」とついているだけあって丁寧でわかりやすい内容でした。セミナー内容は書籍の抜粋ってことで本で読んでも同じってことみたいでしたが、生でお話を聞くことでより鮮明にインプットされたと思います。今後も自分の理解できそうなレベルのセミナーがあればどんどん参加していきたいなと改めて思った今日この頃です。