著者/訳者:ロバート・A・ハインライン
出版社:早川書房( 2009-08-07 )
定価:¥ 1,365
Amazon価格:¥ 1,365
単行本(ソフトカバー) ( 352 ページ )
ISBN-10 : 4152090596
ISBN-13 : 9784152090591
1963年発刊のロバート・A・ハインラインの名作SF「夏への扉」が46年の時を経て新訳版で発売ってことでダッシュで買ってきました。旧文庫版も2回買っているので通算3冊目になりますが、何度も買い直す価値があると思える最高のSF小説です。私がSF好きになったきっかけの1冊で、初めて買った早川文庫だと思います(2冊目はウィリアム・ギブスンの「ニューロマンサー」)。
新訳版では、旧文庫版で直訳っぽかった一部の固有名詞が読みやすく訳しなおされています(例:文化女中器→おそうじガール)。確かに初めて旧文庫版を読んだ時はちょっと冒頭部分で読みづらさを感じた記憶があります。新訳版で初めて読む人は最初から物語にスムーズに入っていけることでしょう。まぁすぐに内容に魅了されてしまうのであまり問題はなかったんだろうけども。
ぼくが飼っている猫のピートは、冬になると“夏への扉”を探しはじめる。家にたくさんあるドアのどれかが夏に通じていると信じているからだ。そしてぼくもまた、ピートと同じように“夏への扉”を探していた。最愛の恋人と親友に裏切られ、仕事を失い、生命から二番目に大切な発明さえも奪われてしまったぼくの心が、真冬の空のように凍てついてしまったからだ。失意の日々を送っているぼくにも、ピートが信じる“夏への扉”は見つかるのだろうか。
from Amazon.co.jp 夏への扉[新訳版]内容紹介
何も知らず表紙と紹介文で猫の出てくる話かなって程度に油断して読んだこともあって、実際読みはじめてそのスケールの大きさとストーリーの巧みさに1発でノックアウトされ、眠るのを忘れて読み終えた思い出があります。この体験がなければSFの世界に魅了されることはなかったかもしれないです。特にタイムトラベルものが大好きなのも本書の影響です。
ブログタイトルのColdSleepは、本書のポイントである冷凍睡眠(コールドスリープ)って言葉に、音的にも概念的にも惹かれるものがあったので拝借させてもらいました。



