今度こそ最後まで読める会計本「会計天国」

  • 2009.07.06

会計天国

著者/訳者:竹内 謙礼 青木 寿幸

出版社:PHP研究所( 2009-04-21 )

定価:¥ 1,365

Amazon価格:¥ 1,365

単行本(ソフトカバー) ( 315 ページ )

ISBN-10 : 4569709176

ISBN-13 : 9784569709178


会計関係の本はどうしても解説書的な内容のものが多い中、本書は専門的な解説を極力排除し、小説仕立てで物語を楽しみながらいつの間にか会計の知識が学べる内容になっています。読者にとって詰まりそうなポイントではおバカな登場人物たちが代わりに「わかりません」と泣き言をいい、主人公がわかりやすい例で説明してくれるので全くの会計初心者でもおそらく最後まで読み終えることができるはずです。

私は商社時代に経理の経験があるので当時を思い出しながら楽しむことができました。まぁ、当時は毎日数字とのにらめっこで決算書の向こうに本書のようなドラマを感じる余裕なんてありませんでしたが (;´Д`)

会計は社長や経理だけがわかっていればいいものではありません。会社の現状を正確に分析し、次になにをすべきなのかを知ることは組織に属する人全てに関係のあることです。現状を理解し、次の一手を考えるという意味ではWebのアクセス解析も同じです。なんとなくわかったつもりが一番危険なんです。

著者にはどちらも面識があるのですがどっちがこんなおもしろいストーリーを考えたのかな。小説のフォーマットとしては本職の方に比べるとさすがに文体に垢抜けなさを感じるものの、笑いあり涙ありでテレビドラマのようなおもしろさです。EC関係の方には竹内謙礼さんのメルマガもオススメです。

本ありがとうございます!

あらすじ

交通事故で亡くなったコンサルタントの北条の前に現れたのは、Kと名乗る天使。一人娘の結婚式を前に死んでも死にきれない北条に天使は現世に生き返る条件を出す。それはこれから出会う5人の人物の経営問題を解決し、幸福に導くこと。見事北条は条件をクリアし、現世に生き返ることができるのか。損益計算書(P/L)、貸借対照表(B/S)、キャッシュフロー計算書の財務三表を駆使して5人が抱える経営問題の原因と次の一手を探る!

著者について

竹内謙礼
ネットショップ運営時代、楽天にてショップ・オブ・ジ・イヤーを2年連続受賞。独立後ドリームゲート・カレッジにて講師をする傍ら、会員制の中小企業向け経営コンサルティング事業を展開中。
有限会社いろは
青木寿幸
公認会計士・税理士・行政書士、大学在学中に公認会計士に合格し、卒業後、アーサー・アンダーセン会計事務所、モルガン・スタンレー証券会社勤務後独立。会社再生、企業再編、株式公開支援などのコンサルティング事業を展開中。
日本中央税理士法人/株式会社日本中央会計事務所

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