
最近担当した案件において提携先といろいろと問題が発生しまくりました。再発防止の反省と業務改善のためにプロジェクト管理について勉強しようってことで林千晶・高橋宏祐共著『Webプロジェクトマネジメント標準 PMBOK(R)でワンランク上のWebディレクションを目指す』を読んでみました。
恥ずかしながらPMBOKって言葉自体はじめて知りました。
アメリカの非営利団体PMI(Project Management Institute)が策定した、モダンプロジェクトマネジメントの知識体系。「A Guide to the Project Management Body of Knowledge」という書籍にまとめられており、事実上の標準として世界中で広く受け入れられている。
from PMBOKとは – IT用語辞典
この本を読んで明日から即導入!っていうほどPMBOKは簡単な内容でないようですがかいろいろと参考にしたい要素が満載です。
個人的に今後しっかりと意識していきたい3点をピックアップしておきます。
アウトプットが次に続くインプットになる
本書の序盤でPMBOKの重要なキーワードとして「アウトプット」が取り上げられていましたが、私はこれできていない&苦手です。これがちゃんとできていないので納品後の修正などのときに「ここの最終仕様はなんだったっけ?」「どうしてこんな仕様に決めたんだっけ?」とバタバタしてしまっています。
境界線を描く
プロジェクトについて、クライアントは最大限の作業を想定し、制作側は最小限の作業を想定します。これは日々の小さな作業においてもそうですが、最初に明文化しておかないとのちのちのトラブルとなることは身にしみてわかっています。

こちらが常識と思っていることがクライアントにとってはそうではないことは多々ありますからね(いつもこれで泣かされています)。面倒でも可能な限り洗い出し、文章化するよう心がけたいです。
終わりをつくる
PMBOKの定義ではプロジェクトは「有期的であること」が条件です。今まではなんとなくここまでやれば十分みたいな感じでやっていましたが、終わりを決めることで作業範囲が明確になります。ゴールが曖昧だとその管理もいい加減なものになってしまいます。
最後に
本書の最後に「プロジェクト化が進むウェブの現場」と題した座談会の様子が掲載されていますが、味の素の広告部長の言葉が印象的です。クライアントのことを理解し、それに応じた最適な提案をすることを心がけたいです。
Webプロジェクトマネジメント標準 PMBOK(R)でワンランク上のWebディレクションを目指す




Kazabana 2009.04.13 ( 01:16 )
すいません、重箱の隅をつつくようで恐縮ですが、筆者のお名前が違うようです。林 千晶さんかと思います。
いつもよく読む本なので気がつきました。毎週のように自分の仕事を見直していくのに読んでます。
ColdSleep 2009.04.13 ( 09:08 )
Kazabanaさん、ご連絡ありがとうございます。著者名を間違うとは致命的なミスですね。大変失礼しました。